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乳児の赤い湿疹はかぶれではなくカンジダ菌が原因のケースもある

2020年03月23日

カンジダは大人だけでなく乳児も発症する可能性がある病気です。特に間違えやすいのがおむつかぶれで、乳児の皮膚が赤くなって湿疹ができている場合には、カンジダ菌が原因かもしれません。

この菌は暖かく湿った環境で増殖しやすくなるので、おむつの中はカンジダにとって居心地の良い環境です。とはいえ、通常は乳児自身の免疫力によってカンジダ菌が異常増殖してしまうようなことはありません。乳児がカンジダを発症するのは、大人と同じように抵抗力が落ちた時です。それ以外にも、高温多湿の状態が長く続いた時も発症しやすいので、おむつをつけていて汗をかきやすい乳児はカンジダを発症しやすい傾向があると言えるでしょう。

おむつかぶれを起こした時も乳児は赤い湿疹ができて、皮膚がただれたような状態になります。この場合には、皮膚の清潔を保つようにして、風通りを良くすれば、良くなることが多いです。皮膚を保護するタイプの軟膏を使うなどしてマメにケアを行えば、よほど重症でない限り症状が改善していくでしょう。でも、カンジダの場合には原因が違うため、おむつかぶれ対策を行ってもなかなか症状が良くなりません。

もし、おむつかぶれだと思って様々なケアを行っているのに一向に状態が改善しないという場合には、カンジダなど別の病気を引き起こしている可能性が高いです。見極め法は、症状が出ている部位です。

おむつかぶれの場合には、おむつと直接触れている部位だけが赤くなります。そのため、皮膚のシワの奥などおむつに触れていない部分には発赤が起きません。だけど、真菌が原因となっている場合にはおむつに触れているかどうかは関係なく症状が出るという違いがあります。シワの奥深くであっても皮膚の色が真っ赤になっていたら、おむつかぶれではないでしょう。

しかし、おむつかぶれとカンジダが同時に起こるケースもあるので、表面的な症状だけを見て判断するのは難しいかもしれません。真菌の増殖が起きている時には、口の中で真菌が増えて白いカビのようなものがこびりついた状態になることがあります。その場合には、おむつかぶれだけでなく真菌感染も併発しているということになります。

それ以外の症状は、皮膚にあらわれるものがほとんどなので、判別が難しいです。専門の医師の診察を受ければ、何が原因で症状が出ているかがはっきりするでしょう。なかなかおむつかぶれが治らず悩んでいるのなら、皮膚科の医師の診察を受けるのがおすすめです。