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カンジダ治療薬は生理になると濡れないので予定日を考慮して使用する

2020年03月05日
病原体

カンジダ治療薬は性器周辺に使うため、生理の影響を受けます。生理で出血をしている状態だと、薬を使っても効果が半減してしまうため、治療を開始してすぐに生理が始まると治療の継続が難しくなります。カンジダ治療薬は1週間ほど続けて使用しないと十分な効果を出すことが難しいので、予定日を考えながら使うようにしたほうが良いでしょう。

特に膣内に入れる錠剤を使う場合には、出血中はほとんど効果が出ないと思っておいてください。なぜなら、膣錠は膣内に長く滞在させることで徐々に薬効成分が溶け出して周囲の皮膚から吸収される仕組みになっているからです。普段から膣内はしめった状態ではありますが、経血が出ている程の水気はありません。そのため、膣内の湿り気により徐々に錠剤が溶かされて、有効成分が膣内に広がって効果を発揮するというわけです。

しかし、生理中は子宮から絶え間なく血液が流れている状態へと変化するため、出血で錠剤が溶かされてしまい有効成分が血液と一緒に体外に出てしまいます。それでは膣錠を使っても十分な効果が期待できないのも当然です。

カンジダになったかもしれないと思った時が予定日に差し掛かっているのなら、思い切って生理が終わるまで待ってから治療を開始したほうが、薬剤を無駄にせずに済みます。生理がいつも予定通りに来るのであれば、次の生理予定日を予測しやすいと思うので、治療が終わる1週間後まで生理が始まらないかを確認しておきましょう。

もし、周期が不順でいつ始まるか分からない場合には、治療開始後に出血が始まったら一旦治療をお休みして出血がおさまるのを待ちます。そして、出血がない状態に戻ってから、再度治療を始めてください。途切れた期間があると、その間にカンジダ菌が増殖してしまった可能性があるので、治療を再会した後から1週間ほど続けて薬を使うようにしましょう。また、出血がある時期は性器周辺が蒸れやすい状態になっており、カンジダ菌が増殖しやすい環境が整っています。だからできる限り通気性の良い下着を身に付けて、カンジダ症の悪化を防ぐような対策をすると良いでしょう。できる限り性器周辺の清潔を保ち、湿度が高い状態を作らないようにします。

何も対策をせずに蒸れた状態が長時間続くような環境だと、数日間の間に悪化してしまうリスクが高まります。酷くなると別の治療法も併用しないと完治させられなくなるほどになってしまうので、予防しておくことが大切です。